いい色~ その2
日本の伝統色名には、「萱草色」という源氏物語以来の色名があります。
萱草とはユリ科の草で、夏に榿色の花を咲かせますが、忌の時には紅の色合いをつつしむところから凶色とされています。
西洋人も食べられるものばかり思い出すわけでなく、南米原産の鑑賞用の花からとられた色名「キャピュシーヌ」も、フランス語ではありますが、英語系の色名辞典にもそのままのっています。
もっと薄い燈色から、たいていの人が思い出すのは、何よりも身近かな色である「肌色」「膚色」です。
もちろん英米人も同じく人肌の色を思い出すのですが、英名ではどういう訳か肉色になり、「フレッシュ」といいます。